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たおかす死す!地獄の3日間! その1

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先週はろくなことがなかった。
植物のように…平穏に生きたいと願うこの吉良吉影の人生にあっていいはずがない…。

なんだこのアイホンXの発売日みたいな行列は…。
アイホンXを「あいほんえっくす」だと思っていた僕には

アイホンXの発売日がそもそも行列できていたかも知りませんけどすごい行列です。
バス停が。
これはただならぬ気配を感じますよ。

新手のスタンド攻撃を食らっているのでしょうか?
きっと本体は「おっとバスが急ブレーキィ!!」とか言って攻撃してくる
近距離パワー型のトム・クルーズ似に違いありません。

僕「これはやりやがったな…」

当然のようにやりやがった某電車のせいで大惨事になってやがりました。
どこの電車とは言いませんがこの電車は毎回遅延します。

もう慣れたのでちょっと早めに出てるのに毎回遅刻か遅刻じゃないかのデッドヒートを繰り広げています。
これには総務課長もカンカンですよ。

まあ僕は何も悪くないので鼻ほじって対抗しますけどね。
どうやらカオスですね。
なんかそもそも改札から溢れてるくらいの人の量。

人がゴミのようだと昔偉い眼鏡が言ってました。まさにそれです。ワロス。
改札にいるお姉さんに怒号を浴びせている禿げたおっさんに、

なんかぎゃあぎゃあ喚いているハゲたおっさん。

死んだような目をしたハゲたおっさん。

もうこれがこの世の地獄ですか。
私はあんなところ行きたくありませんね…。

僕「あ。わいです。なんか電車止まってるので1時間遅れます。」

もう地獄絵図を見て秒でこれですよ。
そして、僕の行きつけの寂れたカフェでコーヒーブレイク。

完璧です。トリッキーでクールな対応にもう出来るリーマンと言わざるを得ませんね。
さてドラクエでもやるか…。でもベロニカいなくなっちゃったしな…やる気しねえな。
ふ。オレにとってこの状態は昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものですよ。

いまならヒソカもボコれますね。
完全に幻影な団長ぶってたら大変なことを思い出した。

今日健康診断じゃね?

健康診断じゃね?っていうか朝寝ぼけながら尿を取っていましたよ。
1時間もたってないのに忘れてました。

今日は朝から水でも飲んだら許さねえ的なこと書いてあった気がします。
や、やべえ。はっきり言ってやろうか…地球はもうおしまいだ…。

これは異常だからおまえ再検査な!と欠陥審攻撃を受けること確定かな…
と思ってたらあのクソ電車1時間経っても状況が何も変わらねえ!!!

僕「あ。すみません。僕です。1時間どころじゃないです。午前中行ければいいほうです。」

コーヒーすすりながら会社に電話する僕。
わたしは静かで…平穏な人生を送ってみせるよ……
わたしは誰よりも幸福に生きのびてみせるんだ……

これで健康診断は延期。
しかもドラクエも引き続きできる。
あとは午前半休に…するわけねえ!!

おれは意地でも電車遅延扱いにしてみせるぞ!!
このたおかすいつだってそうやって来たのだ…
今まで乗り越えられなかった物事(トラブル)など……

一度だってないのだ!
こうして240分遅延することにより二時間半遅れで会社に向かった僕。
ドラクエも結構進んだし完璧やな…。

ってか240分ってなんやねん。4時間だぞ。
こうして総務課長VSわいの世紀の対決が始まった…!

総務「結局何時に来たの?」
僕「へ、へへ!11時半ですね!」
総務「おめえ。絶対コーヒーとか飲んでくつろいで電車復活すんの待ってただろ?」
僕「なっ!?なん…そ、そ、そんなわけないじゃないですかー!
僕に限ってそんなコーヒー飲んでDSやって待ってるわけないでしょう!」

総務「DS?」
僕「あーー!あれですよ!駅に入れなかったですからね!!出社したかったのに!あの電車のやつ…!!ゆるせねえ…!!」

総務「逆走してバスとかで違う駅から行けばよかっただろ」
僕「バスはアイホンくらい行列g……ぎゃ、逆走?た、たしかに」
総務「…欠勤にしちゃおっかな」
僕「ちょ、ちょ、ちょ、待ってくださいよ!へへっ…。今日のところは見逃してくださいよー。」
ふ。どうやら完全勝利だったようだな。

ま、この勝負、生き残ったボクの勝ちってことかな♣
だが次の日恐ろしい天罰が俺に襲ったのだった。
つづく