ついに七五三!どこで撮影しようか検討した結果…
息子が爆誕し、子育てが開始されてから…ついにこの時が来た。
入園式以来の一大イベントである。
七五三ッ!!
だが、僕は非常に悩んでいた。
嫁はどこでもええやろという雰囲気を醸し出し始めているが、やはりこの一大イベントを雑にすると後に遺恨を残しかねない。
おそらく本人はどうでもいいのである。
僕もそうだった。
当時はなんかよくわからない長い飴にしか興味なかったし、自分の七五三の写真なんて見た記憶がない。
そもそもまだ存在してるのかすらわからない。
当人にはそんなものなイベントなのである。
しかし、親になってわかったが、この七五三とかいうイベント…親にとっての一大イベントだったのだ。
それが言葉でなく心で理解できた。
有名どころで行けば、スタジオアリスとかスタジオマリオだろう。
僕でも知ってる。
だが、あえて近くの神社と提携してるホームページがキリ番とかやってた頃のデザインで、価格すら書いてないところというのはどうだろうか?
確実にないなぁ…謎すぎて依頼しづらい。
そんなとき、まだ嫁が七五三のモチベが高かったときにそういえばこんなこと言ってたことを思い出した。
「スタジオマールマール」で撮りたいと。
マールマール?なんか数年前に聞いたことある気がするな。なんだっけ?
撮影場所はスタジオマールマールに決定
マールとか言われてもクロノ・トリガーが第一に出てくる僕でもすぐ思い出せた。
息子がまだ0歳の頃、ここの歯固めを使っていたのだ。
チョコレートにクリップがついてるやつである。
これとはぜんぜん違うがこんな感じだった。
しかもチョコを噛んでほしいデザインなのに、木で出来たクリップ部分ばっか噛んでた。
こいつは手強い奴に育ちそうだと関心したのでよく覚えている。
そのマールマールさんにスタジオがあり、凄まじい写真なのである。
もはやメンズノンノとかなんですよ。
七五三なんてもっと、刀とか持ってポーズ決めたりするイメージしかなかったのですが、度肝を抜かれました。
一生に一度のイベント…。
そして、こいつがメンズノンノに載る日など来るだろうか?
この俺がメンズノンノにしてやってもいいのではないか。
こいつの七五三をメンズノンノにしてやれるのは俺しかいない!海賊王に俺はなる!
何故か集英社の回し者みたいな決意を抱いてしまった僕。
そして、嫁も唐突に「スタジオマールマール」の七五三を提案され、急になんだこいつは…という冷めた視線を送ってきたのですが…。
そもそも、最初に提案したのは嫁なので次第にやる気が出てきていた。
というわけで、スタジオマールマールさんで七五三を撮影してもらったので、そのレポを書きます。
七五三とは子どものイベントというよりも親のイベント…?
暗雲立ち込める…!!
スタジオマールマールでは、先に衣装の申し込みが必要である。
俺と嫁でギャーギャー言ってても一向に決まる気配がなく、喧嘩になりそうだったので、もう本人に決めてもらうことにしたのである。
七五三の衣装どれがいい?そんな、何気ない質問をしてみたところ…そしたらこのお言葉であった。
「ぼく、これいやなんだよ。いかないよ」
いきなり終わった…!!
こいつ半年くらい前は七五三の写真いつ撮るの!?とか毎日言ってたのに…!!
ちょっとタイミングずれたらこれである。
なんとかおだててみたところ、とりあえず衣装は選択してくれたのでした。
すでにやばい雰囲気がすごい…!
さらに当日…!!
車で向かったので首都高が込みまくりである。
そのせいか1分ごとにいつ着くのか申立をしてくる…。すでに帰りたそう。
これは…もう駄目かもわからんね。
そういえば、この前ちょっと遠い公園に行ったら、着いてすぐソフトクリーム食いたいとか言い出して、食ったら帰るとか言ってたな。
そんな雰囲気を感じる。
これは…かなり荒れる予感がするぜ…。
しかし、私の予感は杞憂に終わったのです。
スタジオマールマールってすごいという感想が産まれるのはここからである。
スタジオマールマールでは子供がグズらない?
スタッフのお姉さんがすごい子供慣れしてる。
幼稚園の先生かってくらいの子どもの扱い慣れがすごい。
完全に不機嫌だったはずなのだが、入店3分くらいで機嫌が直ってる。
すごいと思ったのは「写真撮る」ってことよりも「遊ぼう」という方向に持っていってくれたんですよね。
息子とか単純なので、「そうか。遊べるのかここは」という方向に理解が進んでいってました。
実際は写真を撮るための道具を持たされたりするのですが、本人は遊んでるつもりになってるんですよね。
スムーズに写真撮影が進行していく…。
最初の俺の心配はなんだったんだ。これがプロか―――。
まあ、それもそのはずでマールマールは子供服とかおもちゃを取り扱ってる店なんですよ。
子どもの扱いが上手なのは確実。
しかもスタジオマールマールは子供の撮影専門ですからね。
まさに「専門」と言ったところです。
スタジオマールマールを利用できるのは1日4組までで各回2時間ずつです。
つまり、スタジオを貸切ることが可能ということ。
スタジオアリスなどの有名写真館だと、他の家族とスタジオをシェアして使うので、なんか気を使うし、子供がグズる可能性もある。
その点からも、貸切できるマールマールだとグズりにくいという一面があるのかもしれません。
僕の七五三なんてそのへんの近所で撮ったんですが、正直帰りたかった記憶しかないですからね。
飴がうまかった記憶しか残ってない。
おそらく未来の息子としても、七五三の記憶は「なんか楽しかった」という記憶として残ることでしょう。
なんせ、撮影が終わった後もう帰ると思ったのか、泣きそうになってました。
実際は写真加工タイムやら、写真を選ぶタイムがあるのでそんなことはないのですが。
俺なんか撮影とかマジだるくて泣いてた気がしますが、息子は終わるのが嫌で泣いてるのです。
そんなことある?俺絶対10回は「もう帰る」って言うと思ってたもん。
そしたら、行きの車でも不機嫌、帰りの車でも不機嫌、帰ったら不機嫌のカオスタイム突入になりますやん。
まさか「ご機嫌」で一日を終え、疲れてよるもぐっすりだとは思いませんでした。
本人も喜んでるし、親も楽だし、至れり尽くせりといったところでした。
スタジオマールマールの写真がおしゃれすぎる
衣装がかわいいんですよね。
僕の七五三のときなんてもっとアレだった感じなのですが、衣装のクオリティが高い。
この時点で素晴らしい出来の写真を期待できる。
これは僕が適当に撮った写真ですが、この衣装でプロがおしゃれ写真に仕上げてくれます。
そして、スタジオ脇に、ヘアメイクや衣装替え、家族の休憩スペースがあるのでここでセットしてもらえます。
専門のヘアメイクさんがその子らしい可愛らしさを引き出してくれます。
うちの息子は僕と違って直毛なので、同じ髪型しか見たことないのですが、パーマかけられてて新たな一面がみれました。
その上、ここでしか撮れないような写真が撮ってもらえる。
冒頭に書いたように、ファッション誌に載ってるクオリティなんですよ。
我が子の記念をファッション誌クラスの記録として残す…。
これは、実際に自分の子供でやってもらうととてもうれしいものがあります。
影をあえて強いライトで飛ばさず、陰影を活かした独自の世界観を生み出してるらしく、マールマールでしかこの写真は撮れないと思います。
上記に書いたように割とやりたい放題子供側はしてるのですが、出来上がった写真はクオリティが高い。
実際に、写真全部欲しいレベルでした。
100枚以上から20枚に絞らなければならないところがすごい揉めるレベルなんですよ。
スタッフのお姉さんと楽しそうに遊んでた息子が飽きて、写真選び中の親の元に突入してくるまでの長時間悩んでしまいました。
ぶっちゃけマジで七五三撮るならおすすめと言えるでしょう。
ちなみに家族写真も撮れます。
WEB予約時に家族写真も撮るを選ぶと撮ってくれます。
ただし、親の衣装とかセットはしてくれないです。
スタジオマールマールのデメリット。お高いお値段と購入意欲マシマシの課金要素
基本プランに含まれる商品は、撮影データ合計20枚です。
兄妹など複数撮影する場合は、1人当たり10枚追加となります。
デメリットを上げるなら…お値段が高いところですね。
お値段は以下になってます。
☆和装プラン
衣装一着 | 衣装二着 | |
平日 | ¥66,000(税込) (データ20枚) | ¥88,000(税込) (データ20枚) |
土日祝日 | ¥77,000(税込) (データ20枚) | ¥99,000(税込) (データ20枚) |
☆洋服プラン
衣装一着 | 衣装二着 | |
平日 | ¥55,000(税込) (データ20枚) | ¥77,000(税込) (データ20枚) |
土日祝日 | ¥66,000(税込) (データ20枚) | ¥88,000(税込) (データ20枚) |
七五三だと和装一択なのでお値段高めですね。
スタジオアリスが5万くらいなので、お高めです。
メリットは今まで書いたと落ちかなりありますが、お値段だけはデメリットかもしれません。
それだけの価値は個人的にはありましたが。
さらにここから課金要素が出現します。
この課金グッズがですね、購買意欲を注がれる恐ろしいクオリティなんですよ。
- 動画(6分間) 16500円
スタジオで撮った様子をストーリー形式で作った動画になります。
サンプル魅せてもらえますが、欲しくなります。やばいです。
モノクロムービーなのが逆に雰囲気出てます。 - フォトキャンバス S:13000円 M:16500円 L:19800円
インテリアとして飾れるキャンバスです。
写真選ぶ部屋に飾ってあるのですが、おしゃれな家にはいくつか買うと合いそうです。 - フレームブック 1冊:11000円 2冊目以降は8800円
見開きのフォトフォルダーです。
飾ったりもできるし、本棚にも置けます。
ただし、二枚しか収納できないです。
フォトフォルダーには名前とか入れれるので、記念に買うなら個人的にこれかと思います。 - フォトアルバム 1冊目:88000円 2冊目以降は66000円
子供専用のアートブックみたいなやつです。
これは唯一無二かと思われますが、値段が撮影費用より高くてやばい。
32ページあるそうです。 - インフォグラフィックポスター 8800円
おしゃれポスターにしてくれます。
ポスターとか作ってくれるのここくらいなんじゃないでしょうか。
A2サイズです。 - フォトフレーム S:24200円 M:35200円 L:52800円
ディスプレイできるフレーム。
これは自分で買っても良い気がする。 - フォトプリント S:2750円 M3300円
Sではがきくらいの大きさみたいです。
データはもらえるので、自分でプリントしてもいいと思われる。
これはやばいですね。
課金しそうになります。
まあ、したんですけど。
フレームブックだけとりあえず課金しました。
動画も欲しかったんですが、多分2回くらい見てしばらく見そうな気配を感じたし…。
アイホンフォトとかアマゾンからなんか動画送られてくるし…。
まあ、いいかとおもったのですが、やっぱり買えばよかったかなあ。
動画だけはその場でしか買えないんですよね。
他のは後で注文できるみたいです。
あと、時期によってはおまけがもらえます。
僕のときはおしゃれな積み木セットでした。
息子も撮影後にめちゃくちゃハマってやってました。
いつ届くんだこれはァ!?と興奮してましたが、届くまでに1ヶ月くらいかかるらしいです。
なお、嫁がこっそり「この積み木180000円する」という衝撃的な情報をくれました。
まじかよ。どうりでクオリティ高いわけだわ…。
スタジオマールマールのまとめ
スタジオマールマールは都内にしかないところもデメリットかと思います。
丸の内か、芝公園の二択しかない。
これは関東にいないと選択にない感じになってしまうかもしれません。
なお、個人的には丸の内の方をおすすめしますね。
今回は丸の内のほうに行ったので対応が良かった事実を体験した結果、すくなくとも丸の内店なら満足できると確信できます。
特に車で行く場合は丸の内のほうが絶対いい。
芝公園は専用駐車場がないので、そのへんのコインパに停める必要があります。
丸の内は専用駐車場がある。
なんか2800円くらいかかるはずの駐車場料金が無料になりました。
しかも一日無料券をくれるので、丸の内散策してから帰ってもいいかもしれません。
ランドセル買ったらまた撮影しに行ってみたい気もする…今日このごろでした。
もし気になりましたら、下記から詳細が見れて予約できます。