ユンハンス マックス・ビル クオーツの黒文字盤を買った
ガチのシンプル時計でお気に入りのユンハンスのマックス・ビルをレビューします。
ユンハンスと言えばこれですね。
電波でソーラーのものならマックス・ビル メガと呼ばれています。
僕はクォーツですが、ソーラーのほうが電池交換の手間やら寿命の面からおすすめです。
自動巻きでもいいのですが、この値段でOH出すのもなぁと思いやめました。
大きさも僕が個人的に一番シンプル3針でいいと思ってる38mm。
38~39mmが一番僕は大きさが好きなので完璧です。
この時計をしばらく使ってみて、メリットとデメリットがよくわかったのでまとめてみようと思います。
ユンハンス マックス・ビルのシンプル・イズ・ベスト感最高
意外とゴテゴテしたのは飽きる。
逆に3針でシンプルな方が飽きなかったりする。
その中でもシンプルオブシンプルなのがマックスビルなのである。
ただシンプルなだけでいいなら無印やらダイソーでいいやろ…という人もいるだろうし、
シンプルなら逆に高級感が多少ないとおもちゃっぽくなるやろ…という人もいるだろう。
実際そうなんだけど、この数万で買えるマックス・ビルは上記の両方を凌駕する魅力があるのである。
ユンハンス マックスビルのプラ風防がクセになる
マックス・ビルは基本プラ風防である。
プラ風防というとガラスに比べて安っぽいイメージであり、サファイアガラスと比べたらなんかすぐ傷つくし安物やろなぁというイメージである。
まあ実際に風防代が格安なのでその通りなのだが、プラ風防にはプラ風防の良さがある。
あのオメガのスピードマスターやら、ロレックスも昔のモデル、俗に言うアンティークはプラ風防である。
アンティーク時計を求める人はこれらの時計をサファイアガラスに変えて使いたいとはあまり思わないだろう。
上のお高めの時計が存在することからも、アンティーク風味を出すのであればプラ風防がベストなのである。
これにより、現行のモデルなのにマックス・ビルはアンティーク風味を感じ取れるのである。
ユンハンス マックスビルの厚さがドーム状で美しい
プラスチック風防は形状を変えることが簡単なため、緩やかな曲線を描いた状態にすることが容易である。
中でもこのマックス・ビルのドーム型風防の美しさは、美しい魔闘家鈴木も認めるほどの美しさなのである。
頭に美しいをつけたいほど素晴らしい曲線。
これがマックス・ビル最強の魅力と言えるのである。
ユンハンス マックスビル軽すぎワロタ
軽すぎる。
腕時計なんて別にそんなに重くねえだろと思うかもしれないが、ずっとつけてると割とそれなりに重くなる。
あんまり重いと仕事中外してしまったりする。
しかし、このマックス・ビルの軽さはガチ。
サファイアガラスじゃないこともあるのだろうが、マジでつけてると思えないくらい軽い。
手持ちの時計でダントツで軽いので、つけてても苦にならないところも魅力なのである。
ユンハンス マックス・ビルの欠点、デメリットは貧弱!貧弱ゥ!
メリットはデザインもいい、アンティーク感もあり味がある、軽いと牛丼みたいなことを書いてきたが、当然デメリットもある。
デメリットが非常にでかい。
一言で言えば貧弱である。
どこぞの吸血鬼もハイテンションで貧弱!貧弱ゥ!という感想を述べるであろう。
いくらなんでも貧弱すぎるぞ!!
デザインに全振りしているからか正直脆すぎる…。まあ普通に気をつけてれば問題ないのですが。
用途には気をつける必要があります。
ユンハンス マックス・ビルの風防はすぐ傷が付く
そもそもプラ風防は傷つきやすい。
傷つくのが嫌だから、ほぼ傷がつかない…アイアンボディであるサファイアガラスを選択したくなるのだ。
でもサファイア以外のガラスの時計を買うくらいならプラの方がいいと思う。
なぜなら、傷がついても磨けばすぐ元通りになるからである。
これがプラ風防の魅力である。
リューターだかルーターだかという名称の自動磨き機を使うまでもなく手で磨けばもとに戻るレベルでメンテナンスしやすい。
これがミネラルガラスならリューター必須だし、もしサファイアガラスだったら傷は致命傷である(経験済み)
じゃあ磨けばいいならそんなに欠点ではないんじゃないかと思われる。
しかし、マックス・ビルは血迷ったことをしているのである。
ユンハンス マックス・ビルの風防はすぐ傷が付く上に磨けない
このマックス・ビル、磨けないのである。
いや、磨けはするんだけど、難易度が高い。
素人は手を出さないほうがいい。素人は黙っとれと言わざるをえない。
風防にはコーティングされているものがある。
その辺のダイソーとかの時計は当然そんなことしてないのだけど、サファイアだろうがプラスティックだろうがそれなりの値段のものは「無反射コーティング」しているものがある。
このコーティングのおかげで、太陽光を反射しないで時間が見れるので、とてもクリアに見れるのである。
ただ、これが時計の内側にだけしててくれればいいのだが、外側にもありがた迷惑にしてくれてる時計が大多数なのである。
サファイアガラスでもこれがなかなか問題で、ガラスに傷はつかないけどコーティングのほうがハゲることがある。
プラ風防はもちろんコーティングを貫通して風防そのものに傷がつきやすいんだけど、磨くとコーティングがハゲる。
このハゲエエエエ!!これじゃあ磨いてもムラが出てしまい、非常に残念な風防になってしまう。
なので、マックス・ビルを磨くには、風防を全て剥がすしかない。
風防を剥がす方法は当然あるんだけど、素人には全て剥がすのが難しく、結局なんか残念な感じになってしまうのである。
つまり風防の傷は致命傷。
おとなしく、店に持ってて風防だけ交換するのがいいでしょうね。
ユンハンス マックス・ビルは雨というか水に弱い
非防水なのだ。
普通、ダイバーズじゃなくても雨とか手を洗うくらいなら問題ないだろう。
アイホンですら雨の中使ってもそう簡単には別に壊れないだろう。
マックス・ビルはマジで水に弱い。
まあ、手洗いやら雨くらいなら使ってもいいかもしれないけど、やバイかもしれない危険があるレベル。
とりあえず雨降りそうなときとか、夏汗かきまくる可能性がある場合はつけるのをやめてます。
手を洗うときもいちいちこの時計だけは外してる。
風呂にうっかりつけて入ったらご臨終されるでしょう。
マックスビルのサファイアガラスならデメリット解消?
じゃあこんな貧弱ならサファイアガラスにすればいいじゃない。
貧弱時計ユーザーも不安よな。ユンハンス動きます。と、ついにそんな要望にお答えした。
2021年にマックス・ビルのサファイアガラスバージョンが降臨したのである。
だが、上記に書いた通りアンティーク感が減ってるのは間違いない。
そして、続いて書いたようにプラ風防だから数万で買えるのである。
これがサファイアガラスになったらどうなるのか…。
ひゅー!18万!!
僕はマックス・ビルをクォーツとは言え並行で数万で買ってる。
18万もマックス・ビルに出すのはいささか躊躇するよね。
っていうかこれならNOMOSとか買うわ。
やはりプラ風防のマックス・ビルを僕はおすすめしてしまいますね。
貧弱でも味があるし…。
マックス・ビルをサファイアガラスに交換できるのか?
じゃあプラ風防に傷がついたら、サファイアガラスにいっそ交換しちまうってのはどうだろう。
一応交換はしてくれる店もあるらしい。
ただ、本国に輸送されるので下手したら半年コースで帰ってこないらしい。
そこまでしてサファイアガラスにしたいかと言われるとどうやろなぁ。
マックスビル 腕時計ベルトを変えてみた!ラグ幅も20mmで種類多い
結構ベルトも色々選べるのもこの時計の魅力ですね。
シンプルなだけに、カラフルなバンドにしても結構おしゃれに使えそうです。
シンプルさを追求するならコードバンとかでもいいかもしれません。
僕は冬は茶色の革バンド。
夏はメッシュステンレスで使ってます。
ステンレスにしても軽さを損なわないメッシュでもそれなりのデザイン性を保ってるので素晴らしいですな。
革バンドはそれなりの買ったほうがいいでしょうけど、夏に使用するのはゲロ以下の臭いがプンプンするようになるのでおすすめしない。