さよなら全裸号-黄色の心

今年も海へ行くって~~
いっぱい映画も見るって~~
約束したじゃない~~~
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約束はしてないけど、数々の苦難を共に乗り越えてきた我が愛車全裸号とのお別れの時が来たのだ。

全裸号とはっ!!ダイハツで昔出てたネイキッドとかいう車を
誰かがツイッターでそう言ってきたのでオレもそれに乗っかってそう呼んでた車であるッ!!

この車で、長野にも行ったし、宮城にも行ったし、名古屋とかにも行った。
そんな全裸号とのラストランを私はかみしめていた。

しかし、車が前走ってる一台しか居なかったのだ。
油断…!!
完全に前の車についていいたオレの油断が招いたことだった。
なんか前の車が右折車線走ってて直進しやがった。
僕はエロいことととか考えてたからついていってしまったのだ。

こういうときに奴は現れるのだ…。
悪魔が…!!ポリスマンだ!

たおかすが最後に思うこと…それは日本にいる両親の事ではなかった
両親のことを深く思ってはいたが最後に浮かんだ「奇妙な都市伝説」の前に両親たちへの思いは頭から吹っ飛んだ
確か…二番目だ。

二番目以降を走っていた車は…無罪…!!

誰が言っていたかは忘れたが、最初に右折を無視したのは先頭の車…。
つまり2番目を走っていた車。すなわちミーは見逃されるのでは…?

無罪放免はこのタオボロだッ!!依然変わりなく!!

よ、よし。こっそりこのまま進んでみよう。
なーに。なんか問題あったら

「よし!糞野郎!!そこの車止まらねえってことは敵だな!?
勝手な事を言わしてもらうが、このまま逃亡する者は、
たとえ聖人だろうと、射殺させてもらうッ!!」

って言われるだけだ。も、も、も、問題は…ない!
何食わぬ顔で普通に進むたおかす。
捕まっている先頭を走っていた車。

な、なんだと。マジか。マジなのか?え?マジ?
あの都市伝説は本当だったのだ。
いや、もしかしたらこの全裸号が最後に守ってくれたのかもしれない。

ありがとう。全裸号。

おれはこのまま…おまえを売っぱらってッ!!
新しい車を手に入れるぜえええええええええええ

オレミノガサレタ。アイツツカマッタ。オレトテモウレシイ。

今何かあったの?刹那で忘れちゃった。