実は転職してたんですよ。
もうかれこれ6年も前なのですが、野原ひろしと同じ係長になるらしいのでいろいろ書いてみたいと思います。
一応30台になってすぐだったのですが、今思うとなかなか決断力が要る話でした。
社内SEに転職する前のベンダーSEだったときの僕のストレス
もともとベンダーSEだったのですが、今思うとかなりアレでした。
前に書いた通り上司はパワハラしか脳がねえ能無しってことを差し引いてもやばい。
特に開発プロジェクトとか頭おかしいんですよね。
なんかよくわからないけど毎回
炎上してるんですよ。
もう炎上させることが目的なんじゃねえのこれってくらい炎上する。
岸辺露伴の家より炎上するんですよね。
- いつの間にか仕様変更してる
- 設計ミスだらけ
- プロマネ(クソ上司)が日々言ってることが違う
上司の性格がクソなのは置いておいても、もうこれ機能してないじゃんって感じでした。
遅くまでの残業や休日出勤で乗り切ってはいたものの、ワイの精神は摩耗しゼノギアスがどうたら言ってた時のFF7のクラウドみたいになることしかできなかった。
僕はまったく関係ないプロジェクトなのに2徹する羽目になったとき、うっすら思っていた「やめよう」が「絶対辞める。全員死ねや。全員だ。」に変わったのです。
社内SEに転職を決意した理由
そんなわけで、もし僕がセルだったら太陽系を全て吹っ飛ばすかめはめ波を撃っているくらいにヘイトを溜め込んでいたわけです。
さらに、そのときの僕は謎の炎上プロジェクトに呼び出され二徹したのと同時に、保守業務までやっていました。
本番稼働後数年経ってるのに、何故かやけに問題が起きる。
結局休日出勤して独身で暇なクソ上司と二人きりで仕事をする地獄。
このままでは殺人事件になってしまうのではないだろうか。
僕のストレスはもうそこまできていた。
どんなに対策を取っても、要件は年々複雑かつ高度になり、その上納期は短縮傾向にある、その上プログラムもできねえ無能なデブ上司が見積もり取るとギリギリの期間で設定してきやがるし最悪である。
ギリギリだから残業まくったらキレ散らかすしもう頃す。こいつを頃す。
そんななか、ユーザー側はものすごく楽そうに見える。
まあ、今思うと「隣の芝生は青い」というところも多々あるのですが、それはもう天国に見える。
『ありとあらゆる苦痛』を、一万年かけて与え続けられ、それを一万回繰り返し、その後は何も残らないような地獄に居た僕は、全てを払っても社内SEに転職することを決意したのだった。
社内SEの転職活動をする余裕がない場合次を決めないで辞めるしかない?
問題は上記に書いたようにベンダーSEをしてるとそういうことしてる余裕がないということ。
そうなると、もう次の仕事を決める前に強行手段に出るしかなくなるわけです。
問題が山積みなわけです。
次を決めないで辞める時の問題1 上司が全力で引き止めてくる
よっぽどやる気がない上司じゃなきゃ引き止めてきます。
まあ、やってみるとわかりますが大体以下のような構文です。
- ここで駄目だったら次の仕事なんかうまくいかないうむ。死ねい。
そもそもおまえこの会社しか知らんやろがいアフォか?
転職したらうまくいかないっていうのはおまえの体験談ちゃうやろアホンダラ。
そもそも今うまく行ってないのです。
次はうまくいく可能性がある。
つまり、残る必要なんか微塵もないので、「ほーん(うるせえな黙れ死ね)」の精神で聞く必要があります。 - 何か改善できることがあったら言ってくれおまえじゃい!!
最低条件としてオマエが消えてくれることが必要だから今すぐマグロ漁船とか乗れやカス。
辞めたいときの一番人気の条件は「人間関係」らしいです。
まあ、大体上司だと思うので「おまえじゃい!」と言いたい。
そもそも引き止めてくるのも、
部下が辞めたら自分の評価がべらぼうに下がるのが理由です。
ぶっちゃけ上司がどうなろうが知ったこっちゃないので、無視するのが正です。
僕は本当に辞める前に一回この展開があったのですが、次に語る二番目の理由もあって一回辞めるのをやめましたが、この理由だけなら秒で辞めたほうが良いですね。
貴様ごときにワイの人生を決める権利ないねんくたばれの精神でいきましょう。
次を決めないで辞める時の問題2 お金が無い
お金が無いのはまずい。
僕の場合は1回目にやめよっかな!って思った際に、嫁が仕事を諸事情で辞める必要があったのがまずかった。
二馬力がいきなり1馬力になったら先行きが不安すぎた。
タイミングがやばすぎた。
というただの金銭面の理由ですが、金が無いのはマジでヤバイのでしょうがないですね。
社内SEからユーザー(客先)の会社に転職するという選択肢
基本的に保守業務を僕はしてたのですが、転職に有利なのって普通に考えて開発ばっかやってる人なんですよね。
なんか定期的に炎上したから「ボスケテ」みたいなので駆り出されることはあったんですけど、ひょっとしてこれ転職にめっちゃ不利なじょうきょうなのではクソがって感じでした。
でも保守業務でも結構「システム改修依頼」があったのが功を奏して、結構ユーザーの担当の人と仲が良かったんですよ。
それも3社くらい。
さっき隣の芝生は青いとか言いましたけど、もう客先の会社に転職できれば最高な状況でした。
物は試しなのでそんな話をさりげなくしてみたら本当に客先に転職できてしまったわけです。
転職活動なしで、ちょっと話したら転職できたという…。
辞めるときに辞めたい死にたい辞めたいしか言わない同期にこのエピソードを語ってみたら、「羨ましい。我魂魄百万回生まれ変わっても!うらみ晴らすからなああぁぁッッ」とか言ってましたが、ガンダムだけはよくわからないので「お、おう」と返して前の会社を去りました。
まあ、こんなケースもあるので、客先とはクソ仲良くしてそれなりに有能っぽく振る舞っておくにこしたことはないのです。
ベンダーSEから社内SEに転職したことを振り返って
ベンダーSEのときは上に書いたように忙しいわ、設計書はないわ、上司はクソだわ…そもそも家帰るのが21時だし、2徹するし、毎日朝起きたら会社と上司の家が爆発してることを祈る毎日でした。
今では上に比べたら堕落という文字しか無い生活しかしてない。
7:00に会社に行く。
7:00~9:00までブログ書いたり、ツイッターしたり、漫画見る。
仕事は大体この後午前中に終わらせて、午後はブログ書いたり、ツイッターしたり、漫画見つつ問い合わせきたら対応する。
17時くらいに帰る。
会社にいるときでこれな上に、在宅勤務までしてますからね。
もうベンダーなんか二度と戻らねえからな。
しかも年収増えてるし。
これが
人間らしい生活というものですよ。
まあ、デメリットもあります。
ベンダーのときは色々な会社の仕事をするので刺激はありましたね。
社内SEは会社の人間がユーザーなので刺激とかないです。
僕は刺激とかどうでもいいので最高ですが、そういうのを求めてる戦闘民族
とはいえ、私の場合は、年収が約50万円程度下がりましたので、どちらを優先するかは、人それぞれの価値観によるでしょうね。
※ちなみに、役職は主任から課長代理に上がりましたが(苦笑)
※あと、社内SEでもシステム運用担当だと、トラブルで休日呼び出されることはあります。なので、面接などの機会に、何の担当になるのかを念の為 ご確認された方が良いでしょう。